おぼつか無い足取りで私は目的地へと足を進めた
疲労はピークに達し、また精神はそれ以上に疲れ果てていたけど
足は止めなかった。どうすればいいかなんてわかっていたけど
できなかった。時間だけが過ぎていく。
あるとき ふと振り返ってみた。
ううん、だめ 絶対、だめだって やめろ!
もう一人の自分が必死に拒むのが分かる
だけど、もう一人の自分が意志に反して振り返ってしまった





虚無だった

振り返る前に分かっていたハズ。。。



私はいつからこの路をあるいていたんだろう



作者: 夏目結衣
2007年08月17日(金) 21時57分49秒公開

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